初めてゴルフ場でラウンドする人は、何が必要かもわからないと思います。
ここではゴルフ場で使うものをご紹介しますので、当日困らないようにリスト化して揃えてください。
ゴルフクラブ
必須度
もはやこれがなければゴルフはできません。
初心者の人がよく思いがちなのが、「素人だからなんでもいい」と思ってクラブお選ぶ人がいますが大間違いです。
クラブにはさまざまな種類があり、その中でも難しいクラブ、優しいクラブがあります。初心者こそクラブ選びが重要です!
クラブは大きく分けると2種類あり、ウッドクラブとアイアンクラブに分かれます。
ウッドクラブ
以前はヘッドの部分が木製でできていたため「ウッド」と呼ばれるようになりました。
現在は、ステンレスやチタン、カーボンなどで作られているのが主流となっています。
ウッドは遠くに飛ばすためのクラブで、シャフトが長い作りになっています。
シャフトが長い分、初心者の方は球に当てるのが難しく感じると思います。これが当たるようになってくると、距離も伸びてゴルフが格段と楽しくなっていきます。
ウッドのフェースが薄いタイプは、低重心で球が上がりやすいので初心者の方におススメです。
・ウッドクラブ1番(ドライバー)
ドライバーと呼ばれるクラブで、1番飛距離が出せるクラブです。
プロになると300ヤード以上出す選手も沢山います。
・ウッドクラブ3番~5番
スプーンと呼ばれるクラブで、ドライバーの次に飛距離が出せるクラブです。番手の数字が少ないほど飛距離が出せます。
ティーアップして打つこともあれば、芝の上で打つこともあります。練習場では両方の場合を想定して練習しておきましょう。
・ユーティリティー
ウッドが苦手な人にお勧めなクラブで、ヘッドが軽いのでアイアンと同じ感覚で打つことができます。
ウッドとアイアンの良い所を持ったクラブです。
様々なクラブがありますが、ラウンドするときはパターを含め合計14本まで持っていくことができます。
アイアンクラブ
ヘッド部分がステンレスやチタンで作られており、狙った場所に球を飛ばすためのクラブです。
アイアンは大きく分けると、
・ロングアイアン(3~5番)→長い距離を打つときに使います。
・ミドルアイアン(6~8番)→中距離を打つときに使います。
・ショートアイアン(9番~AW、SW)短い距離を狙う時に使います。
・アイアンクラブ(3~9番)
ウッドと同じように番手が少なくなるほど飛距離が出ます。
逆に番手が大きくなるとシャフトが短くなりフェースが開きます。そうすると球が上がり、狙ったところに打ちやすくなります。
・ピッチングウエッジ(PW)42~47度
ロフトの角度が大きいので、球が高く上がり、男性初心者なら100ヤード前後を狙う時に使います。
・アプローチウエッジ(AW)45~52度
飛ばすというより、狙うためのクラブです。フルスイングで使うこともありますが距離を調整するショットの時に使います。
・サンドウエッジ(SW)54~58度
名前の通りバンカーなど使うことが多いクラブです。球を救い上げるように使うため、グリーン周りで使用することもあります。
・パター
グリーン上では、パターを使って球をカップに入れます。
グリーンに乗らなくても、グリーン周りでパターを使うこともできます。
1.シャフトはやわらかいものを選びましょう
カーボンタイプは軽くてやわらかいので、女性や初心者の方におススメです。
2.ソールの幅が広いものを選びましょう
クラブの底の部分をソールと言い、この部分が広いものを選びましょう。ソールが広いものは低重心に設計されているので、球が上げやすくなります。
3.ヘッドの大きいものを選びましょう
ヘッドが大きいと球に当たる面積が増えるので、初心者にはおすすめです。
初心者の人は、
・ドライバー
・5番ウッド
・5番アイアン
・6番アイアン
・7番アイアン
・8番アイアン
・9番アイアン
・ピッチングウエッジ
・アプローチウエッジ
・サンドウエッジ
・パター
の計11本もあれば大丈夫だと思います。
ただでさえ練習しなければいけないクラブがいっぱいあるので、この11本を使いこなせるようになったら、3番ウッドやユーティリティーなどを増やしていくと良いと思います。
キャディバッグ
必須度
主にゴルフクラブを収納するバックで絶対に必要な物です。
大きさや重さ、メーカーもかなりの種類があるので、自分お好みのバックを用意しましょう。
キャディバッグには2種類のタイプがあり、カートタイプとスタンドタイプがあります。
・カートタイプ
直立自立式で、周りに多くの収納が付いています。このバッグ一つで小物類はほぼ収納できるでしょう。
ゴルフクラブをすべて入れて持ち歩くので、軽いものがおススメです。
・スタンドタイプ
セルフプレーなど、自らバッグを担いでプレーするために作られたバッグです。
軽量で持ち運びに便利です。斜めに自立しておけるので、クラブの出し入れが簡単です。
グローブ
必須度
ゴルフをプレーするときは専用のグローブを使用します。このグローブがあると、クラブのグリップと手をしっかり握ることができます。
グローブにはいろいろな素材があり、左利き用、右利き用、天候に合わせたものなど沢山あります。
グローブ選びがわからない人は、合成皮革の「全天候用」を選んでおけば問題合いません。
基本はクラブは聞き手ではない方で握るので、右利きの人は左手に付けます。
グローブのサイズには、手の甲から手のひらまで1周したサイズで測り、18㎝~26㎝まであります。
グローブは、グリップを高めるためのものですので実際のサイズより1㎝小さいサイズがおススメです。
女性に多いのは、ネイルなど長い爪の人用にグローブの指先部分がカットされたものもあります。
握力が弱い人は両手にグローブを付けることもできます。
価格は1,000円~4,000円程度で買えます。
2.実際のサイズより1㎝小さいサイズを選ぶ
ゴルフシューズ
必須度
ゴルフをする時はどんなコースでも必ずゴルフシューズを履きます。これはマナーの1つでもあり、スニーカーやサンダルなどではコースに入ることができません。
ゴルフシューズの収納は、専用ケースも販売していますが、キャディバッグに入るスペースがあれば買わなくても問題ありません。
ゴルフシューズは2種類あり、ソフトスパイクシューズとスパイクレスシューズがあります。
・ソフトスパイクシューズ
金属製のスパイクと違い、強化プラスチックでスパイク部ができているので芝に優しいシューズです。どこのゴルフ場でもこのシューズなら問題ありません。
・スパイクレスシューズ
スパイク部分がなく、ゴム製の突起が付いたシューズです。
スニーカーのような感覚ではけるので人気がありますが、ゴルフ場によっては禁止されているので注意してください。
・ゴルフシューズを1日履いてプレーするので、靴擦れなどしないよう吐きならしておくといいでしょう
ゴルフウエア
必須度
ゴルフウエアはマナーがあり、そのマナーさえ守れば何を着ても問題はありません。
マナーとは、トップスは襟付きのシャツで、下はパンツかスカートがスタンダードです。
トップスは襟が付いていればタートルタイプでも大丈夫です。
下はハーフパンツなども可能ですが、その際にくるぶしが見えないようなソックスが望ましいです。
ゴルフ場によっては、ハイソックスでないとプレーできないところもあるので注意しましょう。
ゴルフ場に来場する際は、基本ジャケットの着用がマナーとなっています。夏季や着なくても来場できるゴルフ場もあるので、事前に確認しておきましょう。
プレーできない服装は、ランニングやタンクトップ、Gパンやサンダルは絶対NGです。
雨が降ってきた場合にウインドブレーカーの上下を持っていると便利です。
※刺青など入っている場合、基本ゴルフ場には入れません。入れてもプレー後などの入浴ができません。刺青など入っている人は、絶対に見えないような服装か、タトゥーシールやサポーターなどでゴルフ場に迷惑にならないようにしましょう。
・足が出る服装をする時は靴下に気をつける
・ランニングやタンクトップ、Gパンやサンダルは絶対NG
ゴルフボール
必須度
ゴルフボールも沢山の種類があり、メーカーやスピン量などにこだわりを持つゴルファーは多いと思います。
上級者になってくるとスピン量やヘッドスピードに合わせてボールを選びますが、初心者の人はそこもできにしないで大丈夫です。
ボールを購入するときは、3個入りのものかダースで買うのが一般的です。
金額は3個入りで1,000円~2,000円程度で、ダースだと4,000円~6,000円程度で購入できます。
あとは「ロストボール」というものもあり、これはゴルフ場などでOBなどの紛失球を綺麗にして販売する中古品です。ロストボールにはランクがあり、新品に近いようなボールが4割引きくらいで購入でき、中級、上級ゴルファーも購入する人が多いです。
ロストボールの低いランクのものだと50個で500円など特価で買うこともできます。
極端なたとえですが、1個500円の新品ボールを使って全ホールOBだと9,000円を山の中に捨てたことになります。初心者の人は間違いなくロストボールを買う事をお勧めします。
帽子
必須度
帽子はかぶらないとルール違反になることはありませんが、中には着用を義務化しているゴルフ場もあるので事前に確認しましょう。
1部のゴルファーの中では帽子をかぶることがマナーと考えている人も多いので、同伴者に不快に思われないためにも帽子は着用することをお勧めします。
ゴルフは外でプレーするスポーツですので、紫外線や熱中症対策としても帽子はかぶっていた方が良いですね。
ゴルフ用の帽子の指定は特にありません。キャップタイプやハット、サンバイザーなど自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
小物類
・サングラス
必須度
夏場や紫外線の強い日はあると便利です。
西日が強くてまぶしい思いをしたくない人は用意しておいてもいいかもしれません。
サングラスを選ぶ点は、スイングしても落ちたりずれたりしないスポーツタイプがおススメです。
・ティー
必須度
ティーショットの際にボールを置く台座のことです。
木製やプラスチックタイプがあり、カラーバリエーションも豊富です。
初心者の人はトップ部分が大きくボールが乗せやすいタイプがおススメです。
・グリーンマーカー
必須度
グリーン上でボールを拾い上げ、自分の球の位置をマークするときに使います。
どこのゴルフ場も無料のものがありますので、こだわりがない人は無料のものでいいと思います。
他の人と違いを付けたい人は、事前に購入しておくといいですね。
最近はマグネットタイプが多く、紛失を防げるのでお勧めです。
・グリーンフォーク
必須度
グリーンに自分の球を乗せるとき、ボールの衝撃でグリーンが凹んでしまうことがあります。その時にグリーンフォークで凹みを直すことが、ゴルフのマナーですので用意しておいた方が良いですね。
ティーなどで直す人もいますが、グリーンフォークでスマートに直している方が見栄えもいいですね。
最近のグリーンフォークにはマーカーが付いているものがあるので、そのタイプを持っていればかさばらないので便利です。
・ポーチ、小物入れ
必須度
予備のボールやティーなどをまとめておくポーチや小物入れがあると便利です。
カートの中が小物で散乱していると、同伴者からもスマートには見られません。
・ラウンドバック
必須度
ポーチや携帯、ドリンクなどまとめて持ち運ぶ用のラウンドバッグというものがあります。
食事に行く時など、ポケットに荷物も詰め込みたくない人は持っておくといいですね。
・カウンター
必須度
初心者の人がよくあることですが、自分の打数がわからなくなることがあります。
そこで持っておくと便利なのがカウンターです。自分の打数をカウンターに記録させれば打数を間違えることはなくなるはずです。
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